メープルシロップづくり2017年のまとめ。

今年は2月14日から2本のイタヤカエデの木から樹液の採取を開始したものの、寒さのせいか最初は樹液の出が悪く、20日過ぎ頃からようやく貯まるようになりましたth_DSCF1213.jpg

カエデの木はこんな川沿いに立っています。樹液を取り始めたころの風景。

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今年ははじめホームセンターで売っている塩ビチューブ用のジョイントを木に打ち込んでみましたが、これだと穴の周りから結構樹液が漏れるので途中で廃止。

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結局チューブの先端にV字状の切り込みを入れて直接穴にねじ込んでみたらこれで十分な事が解りました。

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2〜3日毎に10リットル程度の樹液を運んで来て、一日中稼働している薪ストーブで煮詰めます。寒い日には貯まった樹液が凍っています。

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樹液が10分の1位に煮詰まると、最初透明だった液が一度白濁して来て、更に煮詰めると不純物が分離して雲のようにひと固まりになって来ます。あまり粘度が高くなると濾過しにくいのでさらさらした段階でコーヒーフィルターで漉します。煮詰まり過ぎた場合は一度お湯で薄めますが、オリがフィルターに詰まるので濾過に一晩くらいかかります。

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濾過して綺麗に澄んだ液体を適当な粘度になるまで更に煮詰めて出来上がりですが、煮詰まるに従いまたオリが出て来る事もあります。きりがないので適当な所で諦めます。

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ハイ出来上がり。シーズンの始めはこんな感じの色の薄いシロップになります。ちまたでは高級品らしいです。樹液の成分中のミネラルの量の違いでしょうか。

ところで、ウチに糖度計というものがあった事に気づき、中盤で樹液の糖度を測ってみました。

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これが糖度計で「蔗糖度」「アルコール濃度」「比重」の分かる目盛りが付いています。

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目盛りの間隔が狭いので解読が困難ですが、カエデの樹液は蔗糖度1.7%位に読めます。これを市販のメープルシロップの標準的な濃度66.6%まで煮詰めるには40分の1まで煮詰める計算ですが、実際にはその倍(80分の1)くらいに煮詰めている感じです。

結局4月10日までに166リットルの樹液が採れて、2リットル以上のシロップが出来ました。樹液はまだ出ていますが、もう春になってストーブをガンガンに焚かないので煮詰めるのに時間がかかってしまうので今シーズンはこれでお終い。

最後に煮詰めたシロップはこんな色(アンバー)です。th_DSCF2321.jpg

中盤のシロップと比較するとこんな感じ。

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という訳で今年はパンケーキをたくさん美味しく食べられそうです。

ちなみに今年は初めて畑で砂糖大根も栽培してみる予定で現在育苗中です。

 

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